2015年7月26日日曜日

珍しくホットな話題

昨日、遂に「アレ」が姿を見せてくれましたね!


その「アレ」を、早速アイコンに起こしてみました!

それがこちら↓

作品的にも話題的にも出来立てホヤホヤのE353系です!
残念ながら私はその輸送を撮影に行くことはできませんでしたけど(^^;)
まだライトが点いたところは見たことがありませんが、きっとこんな感じなのでしょう。


この縦配置はずるいですよね!!こんな斬新なデザインで、ダサいわけがないんですよ(笑)
試運転で走り込みをする様子が頭に浮かんできます(^-^)/


・・・さて、このE353系もそうなのですが、他にも何作か新しいものが出来上がっていまして
それを今回の記事でご紹介したいと思います~

まずは中央線つながりでこんなものを。

まだまだ新しいようで既に十数年走っているE257系。
密かな人気者の簡易運転台もノリで作ってしまいました!

更にそのE257系つながりで、もちろん・・・・

「さざなみ」「わかしお」など房総特急でお馴染み、500番代。
時たま東海道線や中央線にも遊びに来てくれる、モノクラスのオールラウンダー。
最近、鉄道模型のKATOさんからNスケールがリリースされたことでも話題ですね。

そして、さらにさらに「千葉」というつながりで・・・


 
人気者、「成田エクスプレス」E259系。
東京駅で増結したり切り離したりと、見せ場の多い名物列車です。
去年からは富士急線にも乗り入れ河口湖を目指す列車も
臨時便として設定されていますね。

そしてそんなE259系のもう一つの顔が•••

この時期がまさに書き入れ時、
錨マークが誇らしげな「マリンエクスプレス踊り子」。
空港から街へ、山へ、更に海も目指すという意外な使い道を見出された事に
中の人は未だに驚きを隠せていません(笑)

ではいよいよ、JR東日本特急の面々が
シリーズ化するきっかけに遡りましょう。


E653系、「フレッシュひたち」として文字通り
新鮮な印象を常磐線に与えた
新世代特急車の先駆けとなった車です!

この車の車体断面が、後のE257系やE259系と
同じ形状をしているため
私のアイコンシリーズでも、雛型として重宝しました(笑)
まぁそのE653系自体が依頼を受けた制作であるのが
そもそものきっかけなんですがねσ(^_^;

さて、この子達が登場したということは
当然こういう流れになりますよね!?




新潟から秋田まで、米の銘産地を結ぶ
「いなほ」として2月にデビューした
1000番代です!
せっかくなので、こんな小ネタも拾ってみました↓



この両者、よく見るライトケースの色
が違いますよね?
試運転時は左のように車体色と同じ色だったのですが、
営業デビューに先立って黒色に戻されたという 
ただそれだけのことです(^^;)

では次に行きましょう。



こちらは「いなほ」と同時期にデビューした
「しらゆき」用1100番代。
結構好みが分かれる色合いではありますが、
私は結構好きですよ!(中の人がGMさんのNゲージを
いなほ と抱き合わせで予約した程)

1000番代•1100番代共に、豪雪対策で
スカートの開口部が塞がれ、形状変更に加え
スノープローが付いたり電連も無くなったりと
現地に合わせたチューニングがなされています。

•••というわけで、今回はここまでです!
次回作の制作が地味に進行しているので、
おそらく次の更新ネタもその件になると思います~

ではまた今度(^_^)ノ



2015年7月11日土曜日

たまにはこういったネタも

最近はアイコンばかりで味気ないと思い、写真一枚で更新してみます。






・・・というわけで、今回はBOEING777さんにご登場頂きましょう~!
88888888~

トリプルは私が一番好きな旅客機なので、その魅力を一枚の写真に凝縮した結果、こうなりました。
767より鋭くなったコックピット窓の形状、レドーム付近の尖がり、樽みたいなでっかいエンジン等々
語り尽くせばキリがないので今回はこの辺りで留めておきましょう。

実は現在、電車アイコンの受注が立て込んでいて中の人はてんやわんや。
元々は暇つぶしで始めたのに忙しくなる要因になってしまったという・・・


ちなみに、なんですが・・・
このブログでもそんなアイコンのリクエストをコメントで受け付けたいと思います!
なので、お気軽にご相談ください~


ではでは、また次回。



2015年7月6日月曜日

名鉄7000系大全

みなさん、こちらではお久しぶりになりますね!


今回はアイコン制作のリクエストがありましたので、
そちらを記事として取り扱う事に致します!

けっこう前(5月初旬くらい)のご依頼が、こちら↓



言わずと知れた名物車両、名鉄7000系。
実に8種類もあり、本当に細かな差がいくつもあります。
既に右端が見切れかけていますが、その量を分かって頂くために敢えてこうしました(笑)

では、一種類ずつ順番にご紹介します。



まずは1次車。一世を風靡したパノラマ列車の歴史はここから始まりました。
その名は「フェニックス」。画像で言うと左側が、登場時のオリジナルの姿です。
実物では、金色の逆三角形エンブレムの上辺、その黒いラインに「Phoenix」と書かれています。

後に、行き先表示や連結用の装備が付き、晩年は右側のスタイルで走り続けました。



続いて2次車。1次車の運転席窓の天地方向への寸法拡大、排障器の形状変更など
改善版とも言える設計変更がありました。登場時はやはり「フェニックス」の姿。
後に名鉄にも有料特急(それまで特急料金は設定されていなかった)が走ることになり、
それに相応しい内装のグレードアップを行った「白帯車」が向かって中央のタイプ。
「白帯」改造が行われなかった大多数の編成は特急に替わる「高速」という種別で
無料特急として名鉄のブランドを支え続けました。(一番右のアイコン)



支線特急を増強するために製造された3次車グループ。元々6両だった7000系ですが、
支線のホーム有効長に合わせたのか、4両組成となりました。
「フェニックス」のままでは行き先が分かりづらい、という乗客の声を反映し、
逆さ富士山型の行き先表示機が、同形式で初めて装備されました。
更に運転席からの視認性向上のため、広角レンズ「フロントアイ」という赤色の筒が
標準アクセサリーとして客席の屋根に取り付けられ、同時に「白帯」編成も製造されました。
この3次車の仕様に合わせ、それまでフェニックスだった1・2次車にも同じように
行き先表示とフロントアイが装備されました。



先頭車だけが製造された特異なタイプ、4次車です。3次車と同じく4両組成ですが、
2両の中間車両は1次車から抜き取られたものです。
アイコンでは再現しきれませんが、先頭車と中間車でクーラーの形状が異なるという
なかなかファン泣かせな一品だったりします(笑)
更に驚くことに日車の公式ページの説明では、一度中間車が廃車され、その不足分を
8次車から持ってきたという数奇な運命を辿っていたことが判明しました(@_@)



座席指定特急を増やす目的で製造された5次車。登場時から引退時まで一切の組成変更を受けずに
4両で走り抜けた、混じりけのなさが売り(?)のグループです。
運転席からの視界を広く取るため、従来は一本だったワイパーが2本に増えました。
後に従来通り、アームは1本に減ったそうなのですが、その当時の写真が見つからなかったため
2本アームの白帯時代と白帯解除後の様子のみを再現しました。
(実は6・7次車にもワイパーが2連アームだった時代があったそうです。)


支線特急を更に増強しようと製造された6次車。その思想は3次車と変わらないようですが、
組成方法までもが3次車と全く同じ。6両だった1・2次車から中間車を2両引き抜いて
新造した2両の先頭車でサンドイッチされた組み合わせ方です。
6次車が登場するまで、1・2次車には4両のものと6両のものが混在していたことになりますね。
更にこの6次車から7次車にかけて、ラッシュ時対策として乗降扉が両開きとなったタイプ(通常は片開き)の中間車が
追加で2両連結され、6両で走っていたこともありました。



増備もいよいよ終盤、7次車の紹介です。5次車と同じく4両で新造されましたが、
後に6次車と同じく、ドアが両開きの中間車を2両組み込んだ6連になってからまた4連に戻るという
もはや「お家芸」とも言える組み換えを繰り返したタイプ。晩年に残った中間車は
7000系でははく7700系のものだったり、新造時の通りだったりと、編成によってまちまちです。(日車HPの説明文に由来)
冷房装置や窓ガラスなどに変更点がありますが、車両性能は今まで通り変わりません。

晩年は6次車、7次車共に両開き中間車は抜き取られており、
そのうち2両には運転席が取り付けられ「7100系」として走っていました。



7000系最後の増備車、8次車です。6両で新造されましたが、後に4次車へ中間車2両を進呈。
4両に短縮された後、晩年はその4両の状態のまま引退まで走り続けました。
実は先述の7100系から2両の中間車を持ってきて6両で走ったこともあったそうです。
今までの7000系と異なるのは、連結器周りのごちゃごちゃしたホース類がないことで、
これは当時既に7000系同士を繋げて走る運用がなかったことを意味するのでしょうか。



さて、一通り紹介してきた中で行き先表示の形状が異なるものがありましたね。


なにやら鋭利な形をした「逆さ富士」の行き先。これはブルーリボン賞授賞式の際の
記念ヘッドマークの形状を模したもので、製造時期により電動幕とブック型(行き先の書かれた
行き先を本のページみたいにパタパタ裏返すタイプ)が存在しました。


一方で、台形のこぢんまりしたこちらのタイプは、「白帯」の整備がなされたものにだけ
特別に与えられたもので、逆さ富士型のものと同様、電動幕とブック型の2種類がありました。
尚、台形なのに白帯がないものは、「元」白帯だったものです。

最後に余り知られていない事をご紹介しますと、名鉄7000系に「パノラマカー」という愛称は元々無く、
正しい名前は「フェニックス」です。ちゃんと公式の名前があるのに別の名前で呼ばれるのは、
7000系が人気者だった証でもあるのでしょう。
後に名鉄が正式にその名を認めたほどです!
(ここまで偉そうに語っておきながら筆者は全然詳しくないという)

さて、名鉄は一旦終わりです。
名鉄が大好きな方には「7000系で終わり?」と思われてしまうかもしれませんが、
一旦ここまでで区切らせてください(^^;)
続編は考えていますが一々作り分ける気力が・・・



では引き続き、受注製作アイコンの第二弾を載せたいと思います。

それがこちら!↓


新潟交通モハ10形、いきなりシブイ!(笑)
両運転台の単行電車で、左がパンタ側エンド、右はその逆エンドです。(車番が違うのは遊び心)
併用軌道もあった、既に廃線となっている新潟交通。現在はバス事業一筋で
旅客営業を行っています。
かつてこの鉄道には様々な電動貨車がいて、それがまたまた可愛らしいので
気が向いたら作ってみようと思います。(なぜなら小田急からの譲渡車があるので・・・)



次回作は、また受注生産かな?もしかしたらまた色々自分が欲しいものを作るかもしれませんが、
アイコン制作自体はまだまだ続けるつもりですので、乞うご期待ください!