2014年10月15日水曜日

JR西日本世代オールスターズ

どうもみなさん、お久しぶりです!

結構更新が空いてしまいましたが、その間にアイコンも増えたので、
どばっと出しちゃいたいと思います!(笑)

ではまず、この車から。

みんな大好き207系!••••の量産先行車です。
207系の中で唯一7両固定という特徴があり、このグラフィックでは種別やら行き先やらが相当ネタな感じになっています(笑)


続いてこちらが、207系ファミリーの基本形となった0番代。(右側の二つ)
JR宝塚線での分割運転に対応し、4+3の組成です。
左から順に番号を振って解説致しますと、

①量産先行車
②0番代
③0番代(増結)
••••という具合です!


こちらも先ほどと同じように番号を振ってみましょう!

①1000番代
②2000番代
③1000番代(増結)
まずは①、③の1000番代なのですが、この番代からはパンタグラフが2基搭載となりました。
②の2000番代は、1000番代とはインバータが異なるのみで、見た目も同じく2基パンタ。
これは地下を走るJR東西線に対応したもので、剛体架線(鉄骨みたいな架線)からの離線があった場合にもう片方のパンタグラフが架線に振れていれば安心だ、という思想の設計で、東西線以外を走るときには後位側のパンタグラフのみで走ります。
実はグラフィックでもその点を再現してあるんですよ、これが!
①と②をよく見比べると①は前のパンタを畳んでいるのに対し
②は前のパンタもちゃんと上げています(笑)
ちなみに②の2000番代の登場経緯は、学研都市線の旧型車両を置き換えるというもので、同時期に223系2000番代が製造されていたため、インバータもそれに揃えた形です!


さて、今度は何やら見た目が進化しましたよ!
こちらは207系をグレードアップした、いわば進化版、321系です。
衝突安全性が強化され、顔も一新されたJR西日本の新しい標準形態です。
グラフィックでは顔が二つ並んでいますが特に意味はなく、先程の207系と同じく前パンが上がっているか下がっているかの違いです(笑)
言いそびれましたが、JR宝塚線のホーム延伸工事(京田辺~木津)が完了したため、
この形式から組成が7両固定になりました!


そんな321系が幅を利かせる中、またまた待望の新型車両!!
•••••ではなく207系です(笑)    「えっ?」と思った方のためにもう一度述べます。
これは207系0番代です!
207系は、登場から20年近く経過したベテラン。しかし、設備が20年前のままではただの旧型車両になってしまうということで、321系に合わせて内外装を一新しました。それがこの「体質改善車」です。
こうして並べてみると確かに207系なのですが、なぜか新型に見えてしまいますよね。
誤解の無いように左側から順に説明を加えておきますと、

①207系量産先行車
②207系0番代
③207系0番代(体質改善)
④321系
という内訳です! 

・・・・ここまで一通り通勤型を並べて紹介しましたが、
なんと、JR西日本世代の4扉電車はこれで全てなんです!なんか呆気ない(笑)
まぁ、東海道線や福知山線、東西線などの主要路線ならどこに行っても207系や321系をよく見かけるので、幅を効かせているという点で見れば、当然といえば当然なんですよね。

では、ここから先は近郊型を解説していきましょう!


新快速の代名詞と言っても過言ではない車、221系です!今や223系たちに新快速の名を譲り渡していますが、今でも大和路快速やみやこ路快速などで元気に走っています。
さて、顔が二つ並んでいる理由なんですが、
これはただスカートの形状が異なるだけで、それ以上の意味はないんです(笑)
左が登場時、右が強化されたタイプというそれ以上の違いはなく、比較用に並べてみたものです!


こちらは同じ221系でも体質改善車。実はJR世代の体質改善工事はこの221系が始まりなんです。
では例のごとく左側から番号を振って説明致しましょう!
どちらも同じ吹田総合車両所の所属なのですが、それぞれ

①京都支所所属
②奈良支所所属
という、ちょっとした仕様の差です。

①は主に草津線や湖西線、などを走り、
同時に嵯峨野線の国鉄車両を置き換えた前パンの4両編成グループ。
他方の②は、奈良線や和歌山線、大阪環状線(大和路快速)などを担当するタイプで、
同支所内の6両グループです。グラフィックでも再現したとおり、運転席の下に編成番号が表記されているか否かで両者の判別がつきます・・・・・と言いたいところなのですが、
既に網干の車にも体質改善車がありますので、奈良と網干のものについては番号の有無だけでは
判別がつかなくなってしまいました(笑)


ここで、原型と体質改善車を並べてみましょう。一番左が原型、右二つが体質改善です。
やはりライトが変わるだけで印象は変わってしまうものですね!更に行き先表示も加わり、新型と見紛うほどの変わりようです。



そして3扉車両もいよいよステンレスの時代へ!
今となってはJR西日本の最大勢力となり、数々の仕様変更を経て
仲間を増やし続けた「彼ら」の系譜をご覧頂きましょう。


そう、223系です。本当に様々な種類があるので
私の勝手なグループ分けで小出しに紹介したいと思います。

まずはこちら、223系の原点、0番代(左)と2500番代(右)。
どちらも「関空/紀州路快速」でお馴染みです!
では、なぜ顔や番代が分かれしまったのかというと、理想としては0番代を増やしたかったものの、
その当時は既に2000番代(次項で登場)を生産していたため、その車体設計を流用したというのが理由だそうです(笑)
そのため、制御機器なども2000番代譲りなんだとか。
しかし、0番代と2500番代はどちらも4両で互いに併結運転もできることから運用自体は共通です。


続きましては新快速のスピードブレイカー列伝を生み出した立役者、
1000番代(左)と2000番代(右)です。
0番代の出力を増強し、更に221系よりも軽くて速いJR第二世代の新快速、
その始まりが1000番代です。
それを更なる増備向けに仕様を変更したのが右側の2000番代。
その製造数が故に、同じ2000番代の中でも製造時期によって微妙に差がある程で、大阪周辺に行けば嫌という程見かける、223系の中でも一番数の多いタイプです(笑)
1000番代、2000番代共に普通電車から快速に致まで、新快速以外の運用も幅広くこなすオールラウンダーです!


さぁ、ただでさえ顔がそっくりな223系ファミリーなのに、とうとう同じ様な顔をしたものが揃いましたよ(笑)
左からそれぞれ6000番代、5000番代を名乗り、両者が顔を合わせることもまずありません!(オイ)

では6000番代の方から解説致しますと、本当にざっくり説明すると
足りなくなった221系の穴埋めです。ここで「221系が足りなくなった?」と疑問を持った方、あなたは鋭い!
そもそも廃車すら発生していない221系は、もちろん減ってはいません。なのに「足りなくなった」とはどういう事なのか。
理由は簡単、221系がローカル線区に進出しすぎただけです(笑)足りなくなったのはあくまで、京都線や神戸線など、いわゆる「本線」での話。
そのためこの6000番代は、221系との併結が可能です!貫通扉のオレンジ色の二本線がその目印で、
最高速度も新快速用のものより引き下げた120km/h。どこまでも221系と足並みをそろえたのが彼、6000番代なのです。

では、右の5000番代は一体何者なのか。
こちらも一言述べると、「快速マリンライナー」専用の顔です。
岡山から瀬戸大橋を渡り高松を目指す快速列車の事で、高松方には二階建ての特別車両を繋いでいます。
しかし、よーく見てください。なんか貫通扉がおかしくありませんか?
実はこれ、他の223系とは異なる5000番代唯一の特徴で、
先頭車同士が繋がったときに乗客が通り抜けるための貫通路になる仕掛けになっています。
マリンライナーは元々3両なのですが、繁忙期などは
2両単位でこの顔の223系を増結して走ります!



最後に、こちらをご紹介しましょう。
223系に続く次世代3扉車両、223系よりも衝突安全性を進化させた期待の新人です!
左側から0番代、6000番代、5000番代となっていて、この順番でそれぞれ新快速用(本線向け)、宝塚線向け、関空/紀州路快速向けという種類分け。
0番代と5000番代は特に解説の必要がなさそうなので、6000番代について解説すると、
先ほども触れた通り、ざっくり言うと宝塚線向けの新型です。「丹波路快速」などに使われるタイプで、先ほどの223系6000番代と同じく
正面扉にオレンジ色のテープが貼られていて120km/hに最高速度が引き下げてありますが、こちらは他形式に合わせたというよりは
京都線や神戸線より路盤の弱い宝塚線で130km/hで走るのは危険なため 
線路に対応した出力ダウンをしたそうです。

いずれの番代も他形式との併結が可能で、0番代でさえも223系とタッグを組んで
新快速の運用に就く機会が多くあります!


ではここでちょっとオマケ的な感じで、こんな並びをどうぞ。

JR世代の新快速を一通り揃えてみました!こうして見ると、221系の頃から基本的なフォルムは踏襲されつつも
時代に合わせて表情が進化しているのが分かります。
また、225系まではパンタグラフが片持ち式でなかった点も
些細ながらも面白い発見ですね!

さて、西日本の主な面々はこれがすべてです。
東日本のように路線カラーがなく、ある意味で統一されたイメージがあり、
アイコンを作る側としては非常に楽でした(笑)

他にも西日本には103系など国鉄世代の車がたくさんありますが、
そちらは気分が乗ったら手を出してみたいと思いますー

では、またネタが揃ったらまた更新します!(`・ω・´)ゞビシッ